2004年8月アーカイブ

 夏風邪をひいて、その処置に失敗して気管支に炎症が残り、1週間以上苦しい状態で過ごしているうちに、米軍ヘリ墜落事故やETV特集のエントリのコメントやトラックバックが徐々に増え続け、今さらながらいろんな人たちに見られているんだなあということを感じました。世の中の流れも速く、共謀罪や米軍ヘリ事故の続報などいろいろ書きたいこともあったのですが、とても体がしんどくて書く体力が出ないまま8月も終わりを迎えてしまいました。ああ、年を取るとはこういうことか、とヤケ気味に思ったりもしちゃいました。
 咳もようやく収まって、さてと思ったらもう9月。暑さも少しずつ減っていくらかは過ごしやすくなったと思ったら大きな台風が来るのですから、なかなか落ち着きませんが、残暑も厳しいと聞きますので体調に気をつけて過ごしたいと思います。
 まだまだ気候の変動の大きい日が続きます。皆様も体調を崩されぬよう、気をつけて過ごしましょう。風邪を引くと厄介ですから。

 先のエントリーについて、いろいろとコメント&TBをいただきました。ありがとうございます。
 そのつながりで、米軍ヘリ墜落事件関連のたくさんのエントリーを見ているうちに、既に触れている方もいる1977年の横浜米軍機墜落事件をはじめ、いろいろ思い出してきたことがある。それらはおおむね知識として知っていたが、断片的な知識であったがために、それぞれがどういう意味や問題を持っているか、関連づけられて考えられなかったことである。「知っているだけじゃ力にならない」ことを思い知らされた気分である。

米軍墜落ヘリ持ち去る 沖縄 現場検証ないまま from 東京新聞 2004.8.17

 有事法制が発動された時に何が起こるか、そのシミュレーションをしっかと見せていただきました。日本の関係者を完全にシャットアウトして、事故を起こした機械(ヘリ)を勝手に持ち出し、当事者(ヘリ操縦者)の名前さえ教えない。見事です。治外法権が徹底しております。有事下では、軍隊は何をやっても機密をタテにシャットアウトし、秘密裏にコトを勧めようとするんだろうなあ、というのが容易に想像できます。

 次はブロック紙・地方紙から。

 日本の平和に対する姿勢が大きく変わった中で迎えた59回目の8・15の社説を読み比べてみた。
 まずは全国紙から。

ETV特集:戦場から伝えるもの?フリー映像ジャーナリストたちの記録 from NHKオンライン ETV特集 2004.8.14

 不覚にも始まりの30分を見逃してしまったが、見はじめた時点からでも十分な迫力を持った内容の好番組だった。DAYS JAPANの編集責任者でもある広川隆一を始め、森住卓、豊田直巳、主にアフリカの戦場を追う亀山亮など、有名無名を問わず活動するフォトジャーナリストを取り上げている。彼らがどのようなプロセスを経て今の仕事に至り、いま何をしているのかを追っていた。
 子供の相手などをしていてちゃんと見られなかったのが残念。ぜひ、頭から通してちゃんとみたいので、再放送をぜ逃さずチェックしたい。

 広島には、2度ほど行った事がある。長崎は1回だ。高校の修学旅行で広島に1回、そして原水爆禁止世界大会の広島と長崎大会に、会社の労組から派遣されて1回ずつ行った。

日本、アジア王座を守る 決勝で中国に3?1 (共同通信) from goo ニュース

 それにしても、こういう完全アウェーの環境で、際どい試合を重ねて優勝を勝ち取った日本チームのメンバーに心からおめでとうと言いたい。冷静に力を出した選手たちは素晴らしかった。この経験はきっとこれからの試合などに生きてくるだろう。

 一方。いくら重慶の中国のサポーターのマナー違反が目に余るからって、「だから中国人は」とか「“反日”教育の影響だ」とかわざわざ騒ぐこともないだろう、と思っていた。だってアウェーじゃん、あり得るよ、ああいうことは。以前はもっと酷い状態だったんだから。(サッカーにみるブーイング史 アジアでかつて国歌歌えず from 東京新聞 2004.8.6)

 先のエントリーで書いた、地元の駅頭で民主党都議が配っていたビラの件で余談をひとつ。

 そのビラには「政権交代が真の民主主義」という一文があった。

 私が住んでいる地元の駅頭に、毎月1回、民主党の地方議員(東京都議)が立ってビラを配っている。
 主義主張の是非はともかく、きっちりと月1回自ら駅頭に立つその姿勢については評価できると思っているので、とにもかくにもその議員が配るビラは受け取ることにしている。結びつきをつくりづらい都市住民相手には、田舎以上に地道な取り組みが必要なだけに、正直よく続いているものだ、と感心している。
 まあ、地道な活動は駅頭に立ちつづけることだけじゃないけどね。自分の生活している範囲で見える議員の活動が、いまのところこれくらいしかないからこう思ったわけで、実際にはみていないけど、地域で地道に動いている議員が他にも少なからずいることは知っている。

 ところで先月の終わり近く、その議員が配っていたビラには、参議院選挙の結果について触れられていて、その中に気になる点があった。

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