新型インフルエンザとタミフル副作用と細菌感染と

 どうやら子どもからもらったらしいインフルエンザで、先週初めから会社を休んで家で伏せっているわけですが、結果として偉い目に遭ってしまったのでありました。おかげでまだ出勤できず、ひどくだるい体を布団の上で転がす日々がまだ続くわけですが。。。

 ことの始まりはインフルエンザに感染したこと。全身にだるさを感じたので、翌日病院に行って簡易検査を受けたらA型と診断され、即新型感染と判断されました。いまは簡易検査でA型が出たらまず100%新型なので、それ以上は検査しないですぐ薬を処方するんですね。で、たぶん世間の皆さんと同様5日分のタミフル(カプセル75)を処方されたわけですが、これが問題を大きくするきっかけになるとは夢にも思わず。

 私のインフルエンザは、全身のだるさだけで、熱も38度ぐらいまでしかあがらず、咳も出ないので、医者も軽い症状ですみそうですねと言ったぐらいの代物でした。確かに、全身のだるさの出た日こそ38度ちょうどまで熱が出ましたが、病院に行ったときは36度代と平熱で、だるさもある程度取れていました。なのでそれはよかったと、もらったタミフルを飲んで速攻完全治癒だ!と意気込んでいたわけですが。

 しかしその日以降、体のだるさはかえって増加し、全身のあちこちに痛みが出始めました。初めは、これが新型の本番か、と思ったのですが、相変わらず熱も咳も出ない。それでももらったタミフルは飲みきることと言い渡されていたので、律儀に1日2回飲んでいたのです。
 しかし、そのうちにあまりにだるさがひどくなったので、タミフルを1回分残して服用をやめました。すると今度は手足のしびれがひどくなり、食事も出来なくなってしまいました。加えて咳も出始め、どんどんひどくなるばかり。直前の連休はほとんど動けずに寝て過ごしました。

 ことここに至って、これはインフルではなくタミフルの副作用ではないかと思い、連休明けに再び病院に行ったところ、タミフルによる肝機能障害の疑いありと診断され、血液検査をしてもらいました。その結果、白血球が1万個/1mm3を超え、GOTとGPTがともに45を越える値になっていました。肝機能障害と何らかの感染症が疑われる値で、まず感染症をなんとかしましょうということで、抗生物質が処方されました。タミフルで弱った肝臓にまた薬をぶち込むという苦行ですが仕方ないですね。

 結局、インフルエンザはほとんど軽症だったのに、タミフルでインフル退治以上に体(肝臓)を痛めつけてしまい、免疫が落ちたところで何らかの感染症にかかったという、何とも笑えない話でありました。いまは、点滴代わりにポカリスエットを飲んで、体力回復を図っているところです。

 ということで、タミフルの「威力」に心身ともに参った1週間でした。めったにないでしょうし、対インフルエンザ薬としての効用を否定するつもりは毛頭ないけど、こういうやつもいるということで、みなさまもお気をつけて。

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コメント(2)

ご無沙汰です。元気にしてますか?

やない様

 どうもご無沙汰です。ほんとお久しぶりです。コメントありがとうございます。
 今月は病気で大変でしたが、普段はぼちぼちなんとかやっています。こども二人で毎日がばたばたですが。
 そちらはいかがでしょう。元気でやっていますか。そのうち会えたらいいですね。

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