いよいよ07参院選投票日。与党敗北、民主大勝の流れのまま、この日を迎えたようだが、「根本的な政策転換」を求める者としては、いずれにしても大きな変化を期待できるような結果にはならなそうな予感が強くあって、いまひとつ気分がぱっとしない。民主党が大勝ちしたところで、国政における政策転換などまったく期待できないからだ。
自民党の負け方しだいでは、与野党を巻き込む大々的な政界再編が起こって、年内にも解散総選挙だ!などというウワサも聞くが、その政界再編の動き自体が、おそらくあまり代わり映えしない連中で行われるだろうから、「再編」後の勢力で行われる選挙自体にも、政策転換の期待は持てそうにないと思ってしまう。というか、お手軽ナショナリズムに乗っかった安易な復古主義的「政策転換」の方が実現してしまうかもと、多少のウンザリ感を伴う「予測」をしてしまったりもしている。
もちろん、政策転換を実現するための投票行動はとる予定だし、そういうスタンスで周りにも呼びかけているし、変えることをあきらめているつもりはない。ただ民主党が一人勝ちしてもあまり変わらないということだけは、04年参院選の結果を見るまでもなくわかっているから、ちょっとウンザリしているだけだ。
で、結果が出てからでは、ネットの隅っこの愚痴親父のただの負け惜しみになってしまいそうなので、この参院選の結果が出る前に思っていることを言ってしまおうと思う。