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大塚英志氏の話を聞いてきた=「憲法力」をつけるということ、「他者」と関わるための「ことば」について

 昨日、というかもう一昨日になるが、大塚英志氏の講演会に行ってきた。出版関係のフリーランサーで作る個人加盟組合の出版ネッツ(ユニオン出版ネットワーク。出版労連所属)が開いた2月の寄り合いに、大塚氏が講師として招かれたもの。テーマは「[憲法力]をつける。―政治のことばを取り戻すために―」。
 正念場を迎える日本国憲法を巡る情勢を確かめるつもりで参加したのだが、今の社会状況に対してほとんど無意識的に感じていたいくつかの思いを、具体的に認識させてもらった点で、非常に有意義な話だった。