トヨタ自動車最終利益1兆円 で、喜んでいるのはトヨタ本社だけ?

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トヨタ決算:日本企業初の最終利益1兆円超えを達成 from MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題 2004.5.12
トヨタ/純利益1兆円 その裏で/「非常識への挑戦」の名で連続コスト削減 from しんぶん赤旗 2004.5.14

 最終利益が1兆円超えなら、ついつい笑顔も出てしまうでしょう。>張社長さん
 でも、働いている人や発注先企業などが潤っていないとしたら・・・

 'しんぶん赤旗の記事によると、トヨタは2000年からの3年間で約7500億円のコスト削減をしたとか。これだけならスゴイで済む話かもしれません。
 しかし、最近5年間で社員は6000人減少しており、代わりに有期雇用の期間従業員や請負・派遣労働者が、「2003年初めに六千数百人だったのが、現在約一万人に」増えているとのこと。なおかつ、2001年時点で、月45時間を超える時間外労働をしている労働者のいる事業所が80・5%あり(豊田労働基準監督署)、年間実労働時間が最も多い労働者は3650時間と、政府の国際公約1800時間の倍に達しているといいます。
 受注先も大変なようです。3000万円の機械を、2000万円に、1000万円にしろという単価下げ「要請」。受注はあっても利益は低下という声。トヨタ本社のある豊田市にある約4600社の中小企業のうち、赤字は7割超だそうです。

 トヨタ自動車の会長である奥田氏は、日本経団連の会長でもあり、コイズミ内閣の「構造改革」路線を打ち出した経済財政諮問会議のメンバーでもあります。5月11日の同会議では、法人税減税の検討を要求したそうです。それに、竹中平蔵金融・経済財政担当大臣も前向きに応じたとか。いまちまたをにぎわせている年金問題についても、消費税の年金財源化を主張しています。さらには、イラク戦争についても「アメリカをサポートすべき」と発言していたりします。

 「コスト削減をやれるだけやる」といえば聞こえはいいかもしれません。だけど、それが労働者や下請企業の犠牲の上にあるとしたら、どうなんでしょう? 企業は社会的存在、といいますけど、こんな姿を見ると、ここは利益のために存在するとしか思えないのですが。

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