2004年4月アーカイブ

高遠さんら198万円支払い=帰国の航空料金?外務省から請求書・邦人人質事件(時事通信) from Yahoo!ニュース 2004.4.26

 たぶん多くの人が取り上げているのだろうけど、どうしてもちょっとだけ言いたくなっってしまう。

圏央道、収用停止認めず 東京地裁 最高裁決定追認 from 東京新聞 2004.4.26

 ある意味、予測できたことではありますが・・・それにしても裁判所ってのは既成事実の追認しかできんのか!と言いたくなる。「公共の福祉」という名のごり押しを追認してどうする。
 それでも先日の勝利判決の意味は失われないと思う。公共事業のあり方について根本的な問題提起をしたのだから。その到達点は大事にしないといけない。

 ちょっと前のエントリーで調子悪くなっていたことを書いたのですが、その最中に「ボヤボヤしている場合じゃないぜ!」ってケツをひっぱたいてくれたのが、THE BOOM「No Control」というアルバムに入っていた「オキナワ」という曲でした。

 いつも歴史は改竄される 年寄りは猿轡はめられる

 いつも歴史は高値で売れる 盗人の言い値がまかり通る

 いつも歴史は改竄される 年寄りは猿轡はめられる

 いつも歴史は上塗りされる 便所の戸板のペンキのように

 このストレートな物言いに、はっとさせられました。過去の歴史を変えたがっている人たちがいったいどういう人たちか、今こそそれを見極める目を持たなければなりません。地道でしんどい作業ではありますが・・・

 ちなみに同じアルバムに、「Electronic Parede」という、第1次イラク戦争(湾岸戦争)をめぐる世相を痛烈に皮肉った曲もあります。こちらもお薦めです。
 

 イラクで拘束されたフリージャーナリスト安田純平氏が、東京新聞朝刊で4月23日付から連載「緊急手記 拘束の三日間」を執筆している。

 1回目と2回目(4月24日付)では、ファルージャ近郊の米軍ヘリ墜落現場へ取材に向かうところから、現地の武装グループ(「現地の住民だろう」と書いている)拘束され尋問されるまでが書かれている。今のところは事実経過が中心。ただ、イラクで拘束された人たちの発言に政府がぴりぴりしているだけに、今後どのようなことが書かれるか大変に興味のあるところ。連載のナンバリングも「1」から始まっているので、少なくとも4回以上は続く(3回の連載なら「上中下」、2回なら「上下」)だろう。今後が楽しみである。
 東京新聞のサイトには掲載していないので、残念ながら記事そのものを紹介できないが、面白い内容があれば逐次紹介したい。

(追記:2004.5.7)「東京新聞のサイトには掲載していない」と書いたが、ちゃんと掲載されていたので、追加としてリンクを張っておきます。

緊急手記 拘束の3日間 安田純平

★国の判断は誤り 圏央道土地収用訴訟判決で(共同通信) from goo ニュース 2004.4.22
圏央道:事業認定と土地収用裁決を取り消す判決 東京地裁 from MSN-Mainichi INTERACTIVE 2004.4.22
圏央道 事業認定取り消し あきる野訴訟『必要性ない』 東京地裁判決 from 東京新聞 2004.4.22
圏央道、事業認定・収用委裁決とも取り消し…東京地裁(読売新聞) from Yahoo! News 2004.4.22

 公共事業は、主権者たる国民の意志がほとんど反映されない「お上」主導の事業が目立って多いが、道路行政などはまさにその典型。なぜこのような判決がいままで出せなかったのか。
 国や自治体というは、主権者たる国民(住民)から請託されて行政という仕事を行っている以上、主権者(当事者)と納得・合意するまで話し合いを行い、そのために必要な施策をとる義務がある。「国(および自治体?)はそれをちゃんとしなさい」というこの判決は、至極真っ当なものと思う。さらに、事業を行う主体である国が、事業に伴うさまざまな影響(生活や地域環境などへの影響)を詳細に調査・立証する必要があること、さらに今後の道路事業について「事業計画の適否について早期の司法判断を可能にする争訟手段を新設する必要がある」と指摘するなど、画期的な判断を下している。

 情けないことに、イラクでの人質事件についてウェブで情報を見ているうちに気持ち悪くなってしまい、数日間ウェブから離れざるをえない状態になってしまった。

元自民党タカ派大臣の箕輪登氏が人質の身代わりになることを申し出た! from 低気温のエクスタシーbyはなゆー 2004.4.14

 とりあえず、メモがわりとしてリンクを張っておきます。思ったことは改めて。

民衆のメールが3人を助けた from JCJ(日本ジャーナリスト会議) - 視角 2004.4.12
Japan's plea: Don't kill the hostages from Aljazeera.Net 2004.4.11

 4月12日午後6時50分現在、イラクの邦人人質3人が解放されたという情報はないが、「人質解放声明」が出たことについて、JCJ(日本ジャーナリスト会議)のウェブが考察を行っている。
 今回の件でのメディアの動向について、参考となる内容だろう。おそらく、こういう見方は大手メディアには出てこないだろうから。

 別に怒ってやしませんて。しょーがねーなーって思っているぐらいです。はい。
 テキストによるコミュニケーションは、どのように注意して文章を書いたとしても、受け取り手の気分感情思想信条などによって、同じ文章が全くちがうイメージで受け取られることのほうが圧倒的に多いですし。

 4月9日に日比谷で行われた集会(自衛隊のイラク派遣NO! STOP!有事法制 守ろう!平和といのち4・9集会)に行ってきました。参加者数約4000人。いい集会でしたが、いかんせん数が少ないのがつらいところ。意思表示が大事だが、動員力に課題が残る。自分の会社の労組からもヒトケタしか来なかったし。

【歴史的失策】特殊部隊による日本人人質救出作戦が外部にもれた! from 低気温のエクスタシーbyはなゆー 2004.4.10
時間がない from Negative Stories -北国tv 2004.4.10

 今朝(4/10)の東京新聞朝刊で、「首相責任『私の責任じゃありません』」という記事を読んで(残念ながらウェブには見当たらず)絶望的な気分になったのだが、さらに追い打ちをかけるような記事が2本・・・

 私は絶対的に認めるつもりはないが、政府内ではおそらく想定される解決方法のひとつである強硬策の情報を、こともあろうに当事国の外務省がもらすなど・・・如何に政府に緊張感・責任感・当事者意識がまるで無いことの証明であろう。
 しかも、誘拐情報が飛び込んだ当夜に、小泉首相はマスコミとの会食を続けていた(時間がない from Negative Stories -北国tv)という。

 無責任にも程がある。こんな人間の選択が「3人の人質」という結果になったかと思うと・・・

イラクで3邦人拉致 『自衛隊撤退せねば殺害』 from 東京新聞 2004.4.9

 「テロとの戦い」を標榜して他国に軍隊を出したことが、「新たなテロ」を呼び起こし自国民を危機にさらす。以前からさまざまな非軍事的支援活動が積み上げてきた「日本への信頼」が、自衛隊派兵によってあっけなく崩されたとき、全土が戦闘状態であるイラクで何が起こるのか。このような「事件」が起きることは十分予見できたはずだ。

 だいぢろ氏なる人物から「反国家」という「お誉め」をいただいたので、せっかくだから「お礼」しとかなきゃ。

首相の靖国参拝は『違憲』 福岡地裁 from 東京新聞 2004.4.7

 やっと出た、至極当然の真っ当な判決。「画期的」判決ではあるが、「画期的」と言わざるをえないほどに、この国はおかしくなっているというのを示した判決ともいえる。どうしていままでこういう判決がでなかったのだろうか。

特集・イラクをめぐる様々な動き from JANJAN NPO型インターネット新聞 2004.2.19

 こんな役に立つ特集を見落とすなんて。ということで、メモ代わりにエントリーです。

平沢氏が政務官辞任へ 山崎氏との無断訪中で (共同通信) from goo ニュース 2004.4.2

 国内向けには「制裁だ」「圧力だ」のと「威勢のいい連中」がデカい顔をしているけれど、実際は八方塞がり状態ではないかと推測される「事件」。「無断で行った」なんて言っているけど、ひそかに行かせようとして、でもバレちゃったから「処分」したのか?と裏読みしたくなる。

 なんとかの一つ覚えみたいな圧力一辺倒政策の行き詰まりが見えた気分。

「<民主>と<愛国> 戦後日本のナショナリズムと公共性」小熊英二著(新曜社)6300円+税 ISBN4-7885-0819-2 C1030
「やさしい日本経済の話」大槻久志著(新日本出版社)1700円+税 ISBN4-406-03044-1
「常識と非常識」加藤周一著(かもがわ出版)2600円+税 ISBN4-87699-773-X
「安保条約の成立-吉田外交と天皇外交-」豊下楢彦著(岩波新書)780円+税 ISBN4-00-430478-4
「ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争」高木徹著(講談社)1800円+税 ISBN4-06-210860-7
「実践 料理のへそ!」小林カツ代著(文春新書)720円+税 ISBN4-16-660349-3
「アホの壁 in USA」マイケル・ムーア著 松田和也訳(柏書房)1600円+税 ISBN4-76-012491-8
「抵抗論 国家からの自由へ」辺見庸著(毎日新聞社)1400円+税 ISBN4-620-31675-X

「DAYS JAPAN」創刊号(デイズジャパン)820円 雑誌コード16497-04

 一番面白かったのは「民主と愛国」と「戦争広告代理店」、痛快なのは「アホの壁」と「抵抗論」、「安保条約の成立」もよかった。
 インパクトがあるのはやっぱり「DAYS JAPAN」。知っているようでいてまるで知らない事実を見せつける「力」を感じた。

 日本人は、知らないで語っているコトが多すぎる。傍観して揶揄するだけなら誰にでも出来る。

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